桜の頃に考えること
桜餅。季節としては、少しばかり早いのだけれども、我が家のデザートに出て来たので、自室で器を替えて楽しんだ。
本来ならば、ここに抹茶があると、また違った味わいを楽しむ事ができただろう。食べた時間が遅かっただけに、それはやめておいた。
他所で食する時は、味わいもさることながら、香りや見た目、周りの器まで視線を向ける事にしている。それは、楽しむ為の演出であり、多くの場合が見立てられているからだ。
其処に込められている意味まで推察できた時には、より感動を覚えると同時に、相手と感動を共有することができると考えている。